墨田区のみなさん、上顎洞炎をご存知ですか?

2019.06.11

上顎洞炎とは

上顎洞は腹鼻腔と言われる4つの頭蓋骨内の空洞を指します。

この上顎洞の中の粘膜が炎症を起こした状態を上顎同炎といいます。

上顎洞は目鼻口で囲まれた部分で、人によってその形や大きさが異なり、左右対象的な形にだいたいなっています。

歯性上顎同炎と副鼻腔炎

上の奥歯の根の先が上顎洞に非常に近いかまたは突き抜けているような場合があります。

その歯の虫歯や歯周病が原因で上顎洞に感染を起こすことがあります。

これが歯性上顎同炎です

今度は鼻から侵入した細菌やウィルスなどで上顎洞が炎症を起こすと、奥歯やその付近の歯に症状が出ることがあります。

歯には虫歯などの原因がないのに痛みがあるような場合、鼻から来ていることも考えなければなりません。

上顎同炎の主な症状

歯の痛みがあり、歯を叩くと響く。

奥歯の歯の周りの歯茎を押すと痛い。

鼻水が出る。

くさい臭いが鼻の奥でする、

目の下や頬骨のあたりを押すと痛い。

横になったときに鼻の奥で液体が流れる感じがする。

飛び跳ねたり階段の上り下りの振動で歯が響く。

治療法

歯性上顎同園では、原因はの抜歯が基本です。

まれに残せることもあります。

同時に抗生物質で細菌を除去して上顎洞内を洗浄します。

歯性でない場合は、耳鼻科で処置を受けます。

この場合は原因が歯ではないので、抜歯の必要はありません。

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