訪問歯科と摂食・嚥下について

2020.11.24

おそざわ歯科では訪問歯科を始めました。お気軽にご相談くださいね。当院の歯科医、遅澤沙奈は、『摂食・嚥下』について、母校の昭和大学で研修をしております。高齢者の方や病気によって、飲み込むことが難しい方や、胃ろう等で栄養を摂取している方に対し、『食べる』という行為の評価や手助けを行います。一般歯科とは別に、訪問歯科に役立つ専門的な分野です。

 

食べる行為【5つのステージ】

簡単ですが、食べる行為の5つのステージをご紹介します。

①先行期
目で見て食べ物を認識する。
②準備期
食べ物を口に入れて咀嚼をする。
③口腔期
食べ物を咽頭へ送り込む。
④咽頭期
咽頭から食道へ食べ物を送り込む。
⑤食道期
食べ物を食道から胃へと送り込む。

この5つのステージのどの段階で障害が起きているかを診断し、これからの食事に対する方針を立てます。また、食形態やカロリーもとても大事な要素の一つですので、いずれは管理栄養士さんとも連携が取れる体制を作る予定です。

 

高齢者でも、ご自身の歯で食べれる喜びを

日本の高齢化率は右肩上がりです。それに伴い、要介護者も増加傾向にあり、訪問歯科の需要は益々高まっています。よく噛んで美味しく食べることは、脳の活性化を促し、幸福感をもたらします。また、ご自身の歯で食べる食事はとても美味しく、高齢者や要介護者にとっての活力となります。おそざわ歯科では、なるべくご自身の歯を残せられるように予防啓発も努めて参ります。ご家族に高齢の方や要介護の方がいらっしゃり、歯や食事のことでお困りでしたら、いつでもご相談承りますのでお問い合わせください。

 

おそざわ歯科 訪問歯科診療

毎週土曜日 9:00〜17:00(診療曜日は変わることがございます。)

京島・曳舟・押上周辺・墨田区内及び近隣地域にて診察にお伺い致します。

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