レーザー治療

2019.06.04

レーザー治療

レーザーは現在いろいろなところに使われています。

CDやDVDなど光ディスクの記録や再生には半導体レーザーが使用され、パソコンのマウスも赤外線LEDやレザーが使用されたものが主流です。

歯科用レーザーは、波長の短い可視光領域のアルゴンガスレーザー、近赤外領域の半導体レーザーや中遠赤外領域のエルビウムヤグレーザーや炭酸ガスレーザーなどがあります。

波長が異なると生体組織に及ぼす影響も異なります。

レーザーは出力によっても生体組織の作用が異なり、その大きさによって光化学作用や光熱作用などの作用が生じます

光化学作用

光化学作用は小さな出力で、組織に損傷が絶えず細胞の活性を促進する作用です。

光熱作用

光熱作用とはレーザーを生体組織に照射することでレーザー光が組織に吸収され、照射部位の温度るが上昇して組織変化をもたらす現象です。

当院のレーザー治療について

当院で使用している歯科用レーザーは炭酸ガスレーザー、エルビウムヤグレーザー、半導体レーザーがあります。

主に使用しているのは、半導体レーザーです。

遠赤外線の効果で、虫歯の痛みや顎関節の痛みも軽減されます。

また、歯槽膿漏の病変部位の除去や腫れた所の切開などにも使用します。

抜歯後の止血にも効果があります。

ほとんどが麻酔をしないで治療できますが、ときには麻酔をしてレーザーを使用することもあります。

レーザーを使用することにより、歯周病も早く治りやすくなります。

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