冠について
冠=クラウンは歯全体を覆ってかぶせる人工歯です。神経を取った歯や、歯質のなくなった部分が大きい場合などに使われます。
土台について
神経の処置をしている歯にはコアと呼ばれる土台を入れ冠をかぶせます。
土台の種類には金属とプラスチック(レジンコア)とファイバーコアなどがあります。
いずれも保険適用です。
ファイバーコアは曲げ強度が歯根の歯質に近いため歯根の破折を防止ができ、色も無色透明であるため審美的にも有利です。
保険診療について
私は京島で開業して、32年になりますが20年ぐらい前までは前歯に関してはほとんどが自費で診療していました。
なぜかというと、保険ではいい材質のものが少なく、保険での選択肢は狭かったのです。
現在では、4番目、5番目の小臼歯には保険診療でCAD/CAM冠(コンピュータで型を計測してブロックを削り出す方法)ができるようになりました。
上記の写真がそれです。
また、6番の大臼歯にも条件付きながらも保険でCAD/CAMができるようになりました。
その条件とは上下左右の7番の大臼歯がしっかり生えていることです。
前歯部においては現在、保険では硬質レジン全部鋳造冠(金属に硬質レジンを張り合わせたもの)が主流ですが、CAD/CAMはまだです。
近い将来には実現することでしょう。
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