歯科疾患と糖尿病の関係

2019.02.19
  1. 歯科疾患と糖尿病との関係

歯科疾患と糖尿病の関係について、深い繋がりがあることが証明されていることをみなさんご存知でしょうか。

歯周病を治すと、糖尿病がよくなったというような話をよく聞きませんか。

 

糖尿病はこんな病気

糖尿病は成人の5人に1人が罹患している病気です。

糖尿病は歯周病と同様、状態に乏しく生活習慣の影響を強く受けます。

糖尿病は糖質の代謝障害であり、グルコースが細胞の中に取り込まれず血中に糖が淀んでしまう病気です。

正常な血糖値は100〜120ml/dLですが、これを一定に保つシステムが壊れた状態が糖尿病なのです。

糖尿病には、1型と2型があります。

1型は先天的な自己免疫疾患です。

2型は悪い生活習慣で発症します。

インスリン

インスリンは膵臓で作られ、血中のブドウ糖を細胞内に取り込む働きのホルモンです。

糖尿病では、インスリンの分泌量が不足したり、インスリンが充分に存在しても働きが悪くなる状態になっています。

糖尿病治療ガイドラインでは、糖尿病に伴う合併症として、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、抹消神経障害、足の壊疽、動脈硬化、認知症、歯周病の7つが糖尿病の慢性合併症とされています。

足の壊疽は、動脈硬化により血行不良な組織が感染し、治癒が追いついていかないで起こります。

歯周病で歯が抜けてしまうのは、毛細血管が傷ついて血行不良になり組織が感染してしまうからです。

糖尿病は歯医者とおおいに関係あることがお分りになったでしょうか。

糖尿病にかかったら、歯医者に行って検診を受けましょう。

墨田区、曳舟、押上、京島近辺にお住まいの方で、歯医者をお探しならおそざわ歯科へ。

 

 

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