八広、文花、立花
八広、文花、立花の成り立ちをご存知ですか?
向島の北西部、北十間川北部のこの辺は、もともと吾嬬町と呼ばれていました。吾嬬神社にちなんで命名されました。
八広
八広は旧寺島町8丁目、吾嬬町5〜8丁目、寺島6丁目、吾嬬西町9丁目、隅田町4丁目の各一部が新しい町になることから、八(末広がり)と広がりになり、結びつけた地名です。
文花、立花
文花は吾嬬町西、吾嬬町東の一部、区域内に文教施設が多いことから文の文字を、花は吾嬬神社の祭神弟橘姫の立花からとりました。
八広周辺
八広周辺は、小さな町工場が立ち並ぶ工業地帯です。
主に、皮革、油脂産業を中心として、ゴム、金属製品製造など、さまざまな業種の工場があります。
明治時代に浅草の隅田川流域で営んでいた皮革工場や油脂工場が、町の発展につれて今の場所に移動してきたのがはじまりといわれています。
特に皮革産業は盛んで、豚皮のなめし業では、国内生産の約9割を占めています。
また、有名な石鹸メーカーの発祥地でもあります。
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