フッ素塗布の必要性

2019.04.16

乳幼児期の子供 (0歳から3歳ごろまで)

この時期に心配な虫歯リスクがあります。

生えて間もない乳児がある。

母親のお口のミュータンス菌が早い時期に子供に感染する。

夜泣きや寝付きが悪いため、夜間授乳をしている。

なかなか哺乳瓶を止められず、瓶の中にジュースなどを入れている。

間食の摂取回数が多い。

寝かせ磨きをしようとしても嫌がって十分にきれいにできない。

上の前歯が生えてきた。

奥の乳歯が生えているが、デンタルフロスなどを使わないで歯間部のプラークコントロールが不十分。

子供だけで歯磨きをしている。

虫歯や要観察歯と呼ばれる初期虫歯がある。

歯列不正がありプラークが沈着しやすい。

以上のようなことが考えられます。

歯医者でのケア

定期検診によるチェックを行います。

初期う蝕を含めたう蝕、歯列、プラーク付着状況のチェック、間食飲食摂取、歯磨き行動の調査、唾液などのう蝕リスクの検査等があります。

歯の溝が深いところにはシーラント処置を行います、

ホームケア

定期検診結果に基づく指導を行います。

保護者と自分で立てた目標の実行を行います。

間食飲食、フラッシングの改善、フロスの使用、具体的なフッ化物の利用など

フッ素塗布

歯ブラシ法、または一般法によるフッ化歯面塗布を行います。

食後と就寝前のフッ化物配合歯磨剤によるブラッシングを行います。

低または中等度う蝕リスク者は500p p mF

高いう蝕リスク者は950p pmFのフッ素塗布を行います。

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