口臭の検査法

2019.05.02

墨田区、押上、曳舟、八広、文花、立花周辺にお住まいの方、口臭の嗅覚による検査法をご存知ですか?

(口臭官能検査)

口臭官能検査は、人の嗅覚で口臭を判定する方法です。

検査者が鼻で匂いをかぐので、客観性がないと思うかもしれませんが、実は臨床で官能検査検査は最も信頼のおける口臭検査法です。

口臭測定器などの検査法があり、数値で臭いを計測する事はできますが、全部の匂いの種類を計測することはできないのです。

1番信頼のおける検査法は嗅覚による検査法なのです。

市販のの口臭チェッカー

口臭チェッカーを購入して自分で匂いを確認できますが、口臭チェッカーの多くは匂いに反応するセンサーが機械の中に組み込まれていて息を吹きかけると、段階的に口臭強度が表示されます。

しかしこのようなセンサーは口臭物質だけに反応するのではなく、他の臭い(食品の匂い、アルコールやタバコの匂い、歯磨き剤やマウスウォッシュに含まれる香料)にも反応してしまいます。

したがって、匂いが強いと表示されても口臭ではない場合もあるので注意が必要です。

嗅覚を鍛えましょう

嗅覚は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中でもちょっと影が薄い存在で、あまり気に留められることも少ないのですが、実は個人差が大きい感覚です。

ちなみに匂いは空気ではなく空気中を漂う臭い分子と言う小さな粒子です。

私たちは臭いを知りたい時鼻で嗅ぎますが、これは臭い分子を吸い込んで鼻の奥の細胞にくっつけ、脳を興奮させ何の匂いかを判断させているのです。

この嗅覚は20代がピークで加齢とともに衰えていくと言われています。

しかし完全に嗅覚がなくなる事はなく、体質によって衰え始める時期やスピードも異なります。

嗅覚が衰えるとまず食べ物の味がしなくなります。またにおいがわからないと言う事は命の危険にさらされることもあります。

焦げ臭いにおいがわからないければ料理をしていて火事を起こすことや、食べ物が腐っていてもそのまま食べてしまうかもしれません。

嗅覚の衰えを防ぐにはまず禁煙しましょう。

またアレルギー性鼻炎また花粉症にも注意しましょう。

嗅覚を鍛えましょう!

意識して匂いを感じ取るということが必要です。

生活の中で感じられる匂いを何の匂いかしっかり意識しながら嗅ぐようにすることで嗅覚は鍛えられます。

これでに嗅神経細胞の数が増え、脳内回路のネットワークが強まるからです。

日常生活ではコーヒーや紅茶、アルコールなど飲み物を飲むときに匂いをかぐことがあります。その他食べ物を食べる時にも匂いを嗅ぐことを意識すると嗅覚は良くなっていきます。

とにかく生活の中にはその様々な匂いがありますので意識を向けましょう。

スニフセラピー

香水の上講師やワインのソムリエの飛び抜けた嗅覚は、生まれつきの能力ではなく長年のトレーニングと経験で獲得したものです。

数百から数千の異なる匂いを嗅ぎ分ける能力はトレーニングによって培われたと言うことです。

自分の好きな異なる匂いを3〜4個選んだ匂いを1日数回嗅ぐことにより、鼻の中にある異なる受容体が刺激を受け、活発になってきます。

新鮮なフルーツ、薔薇やユーカリなどの花、シャンプーなど好きな匂いならokです。

でも嗅覚トレーニングが面倒と言う人は食事の時食材の香りを楽しむことから始めても良い良いかもしれません。

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曳舟、押上、京島のおそざわ歯科