痛みの原因は歯ではなかった!
ある日、患者さんが急患で来られました。
先生、奥歯が痛くて夜も寝られないので、なんとかしてください!
との事。
歯を診ても、虫歯はないし歯槽膿漏もありませんでした。
下顎の角の辺りを触ると、痛みを感ました。
どうやら、咀嚼筋に痛みがあるようです。
筋の緊張が起こり、筋肉に痛みが生じたのでした。
これの痛みは、顎関節症と診断されました。
顎関節症の原因の多くは、悪い生活習慣や、被せ物が合わなかったり、親知らずであったりします。
顎関節症の治療では、最初から歯を削ったり、冠をはずしたりはしません。
原因が悪い生活習慣の場合は、これを治しましょう。
猫背もよくありませんね。前のめりの姿勢は下の顎を奥の方に追いやるため顎関節症になりやすのです。コンピューターと長く向き合う方が当てはまります。
頬杖もした顎の位置を奥の方に追いやり、顎のバランスを崩します。
食事のときに、どちらで噛むのかも問題です。 右で多く噛む人は、右の顎関節症になりやすく、左で多く噛む人は左の顎関節症になりやすいのです。両方でバランスよく噛みましょう。
うつ伏せ寝もできるだけ、止めるようにしましょう。
これらの悪習慣を無くしていけば、顎関節症は治るものです。
でも、悪習慣を無くしたからといって治らない場合もあります。
この場合には保険適用の床副子(マウスピース)を作製して治療していきます。
型をとって次の時には入ります。
料金は保険適用で3割負担の場合5,000円ぐらいです。
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