ガンにならないようにするためには
ガンは遺伝子病
私たちの体は60兆個の細胞から構成されていると言われています。
1個の受精卵から細胞分裂によって増加し、それぞれの細胞は死と再生を繰り返しています。
この細胞分裂時に核のDNAに傷がついた細胞が出現することがあります。
通常このような異常細胞は死の転機をとるわけですが、ときには生き残り過剰増殖することがあります。
これがガンです
ガンの促進因子
化学因子
タールは古くから化学的因子の代表と言われており、タバコの有害性については口腔はもとより、呼吸器系ガンの原因としています。
タバコは数多くの化学物質が含まれており、発がんのきっかけになる物質や促進する物質が含まれています。
そこにアルコールが関与すれば相乗効果的に発がんの可能性は高くなると考えられます
物理因子
慢性の機械的刺激が加わると、直接あるいはこれによる炎症性サイトカインの影響で遺伝子の修復の力を障害し、ガンが発生しやすくなると言われています。
舌癌は舌縁部に多く、歯の位置異常や不良補綴物などが原因になることもあります。
生物因子
子宮頸がんの原因として人パピローマウイルスがありますが、このウィルスには多くのタイプがあり、口腔や咽頭にもガンを発生させると言われています。
習慣因子
日本において食生活の欧米化により大腸がんが増加していると言われています。
タバコやアルコールの嗜好、熱い食事、葉タバコの咀嚼などは口腔癌発症の習慣因子の代表的なものです
遺伝因子
ガンが発生しやすい家系と言う言葉を聞いたことがあると思います。
人の常染色体は対となって存在し、この染色体にはがん抑制遺伝子と言うものが載っています。
この家系的な素因を持つ人は、そのうち1つの染色体異常の遺伝子が変異しています。
年齢因子
高齢になるほどがんの発生率は高くなります。
(これは舌ガンです。)
ガンの促進因子を遠ざましょう!
ガンの促進因子を遠ざけることが必要です。
ガンの促進因子は喫煙、飲酒、食事、身体活動、体型、感染などがあります。これらに注意し生活習慣を見直していきましょう。
喫煙
タバコは吸わない。
他人のタバコの煙をすわない。
京島、押上、曳舟地区を散歩していると、よく歩きタバコをしている方がいらっしゃいますが、その方のそばを歩いていると副流煙を吸うことになります。
墨田区でも歩きタバコ禁止条例を作ってもらいたいものです。
歯医者はタバコを吸うべからず。
飲酒
飲むなら、適度な酒量を
顔が赤くなる方は、要注意。
食事
1日3食、バランスのとれた食事を。
食塩の取りすぎに注意。
日常の生活を活動的に
早歩きで20分以上で汗をかく程度。
規則正しい生活をし、充分な睡眠をとる。
体重、体型
体重を適正な範囲に維持する。
感染
肝炎ウィルス検査、ピロリ菌検査を受ける。
健康診断、人間ドック
毎年、健康診断や人間ドックを受ける。
墨田区、押上、曳舟、京島、東向島、向島、八広、文花、立花 周辺で、歯医者をお探しの方はおそざわ歯科へ。
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