顎関節症の原因は噛みしめが多い
本来、人間の上下のはが接触するのは、食べ物を噛む時と飲み込む時だけです。
もし、頻繁に噛みしめや食いしばり、歯ぎしりなどをしていると、あなたの歯は磨耗し続けあちこちにしみる感じが出たり、ひび割れが進んで、ときには歯が壊れてしまうことさえあります。
お口のまわりの筋肉や関節が破壊され続け、なかなか治らないと言う結果になるのです。
このような癖が思いあたるようでしたら、直ちにやめるように努力してください。
一般的には自覚がない場合が多いので、この機会に次のような症状がないか意識してみてください。
⒈ 上下の歯が、冷たいものを食べたり、歯ブラシをしたりしたときにしみる。
⒉ 奥歯で噛んだときに瞬間的にピリッと痛いことがある。
⒊ 歯の横の面がえぐれ削れていて話が細くなったような気がする。
⒋ 朝起きたときに首筋や肩に凝りを感じることがある。
⒌ ふと気がつくと噛みしめていたり、舌を上顎に強く押し付けたりすることがある。
⒍ 顎が開かなくなったり、開くときに痛みを感じたりすることがある。
⒎ 下顎の骨がゴツゴツして出っ張っている。
⒏ 歩の周りの筋肉が硬くて、いつも緊張している。
9. コンピューターに向かいあう時間が長い方 は、要注意。
噛みしめや歯ぎしりの習慣を止める最も効果的な方法
唇を閉じて歯を離す感覚を覚えることです。
唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くことを意識してみてください。
このことを1日に何度も練習してください。
この簡単な方法で、顎の関節とお口のまわりの筋肉は非常にリラックスし、緊張や口張りから解放されます。
また知覚過敏が軽減し、歯の寿命も格段に伸びると言うことが報告されています。
噛みしめから歯を守る
噛みしめを予防するには、前述したように覚醒時にそれを意識することが基本となります。
夜間に歯ぎしりや食いしばりを伴いながらの噛みしめには、意識のない時に歯を守る装置であるマウスピースやナイトガードを装着します。
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